2022年4月17日
アーネスト・テイラー・パイル(Ernest Taylor Pyle、1900年8月3日 – 1945年4月18日)は、1944年のピューリッツァー賞を受賞したアメリカのジャーナリスト、従軍記者で、第二次世界大戦中の前線のアメリカ兵についての物語で最もよく知られています。また、1935年から1941年にかけて、スクリプスハワード新聞社の人情派記者として北米、中南米を妻とともに訪れたコラム「Hoosier Vagabond」も有名で、北米の一般人についての素朴な記述で広く称賛を得て、パイルの名を全国的なものにしました。第二次世界大戦に突入すると、米軍兵士とともに生活し前線の部隊とともに移動していました。ヨーロッパ戦線(1942-44年)、太平洋戦線(1945年)の戦時報道にも、彼の人情味あふれる独特の語り口が発揮されました。1944年には、前線の兵士の視点による新聞記事でピューリッツァー賞を受賞しました。パリ解放後、休養のためアメリカに戻り、1945年1月には太平洋戦線の取材に向かいます。1945年4月沖縄戦の伊江島で取材中、日本軍の銃撃を受け死亡しました。
1945年に亡くなるまで、パイルは最も有名なアメリカ人戦場記者でした。彼のコラムは、全米の日刊紙400紙と週刊紙300紙に掲載されていました。
1971年5月7日アーニー・パイルを描く16セント普通切手が発行されました。