2022年7月10日
アメリカ切手展では、48ページの展示でしたが、その完全版です。画像をクリックしてください。
アメリカ大陸東海岸の英領植民地13邦は1776年独立宣言の後、1812年戦争を経て英本国から完全な独立を果たし名実ともに「アメリカ合衆国」となります。
13州で始まった国つくりは、その後フランスやスペインなど欧州の植民地を買収、中でも「ルイジアナ購入」はよく知られるところで切手にもなっています。ロシアからアラスカを購入したことも時を経て評価されているところです。さらに領土としては隣国メキシコからの割譲、テキサスの併合などで国土の拡張を進め、1959年ハワイ併合で50州となり今日に至ります。
近年では属領のプエルトリコや、コロンビア特別区(ワシントン、D.C.)を州にとの話題を時折り目にすることもありますが、近い将来50州を超える時が来るかも知れません。
展示はこのアメリカ合衆国50州を絵葉書に描かれた絵地図で紹介するものです。
我が国ではあまり見かけませんが、国や地方の名所や産業を紹介している絵葉書は海外ではよく見かけます。 展示の絵葉書は時代的に現況にそぐわないものもありますがそのことも含めて御笑覧の程。